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へバーデン結節の予防に血流の改善

私はへバーデン結節の痛みと指の変形に苦しんで、早6年経ちました。
原因不明で治療方法が確立していないへバーデン結節。
なかなか改善が見られないまま、かなり進行してしまいましたが、最近になって少し進行が止まったように思います。
改善に向けていろいろ試した結果、私はへバーデン結節予防には血流の改善が一番効果ありと思っています。
私がこう思った経緯について今回は書きたいと思います。

へバーデン結節については
へバーデン結節発症!進行を止めたい
もご覧ください。


へバーデン結節予防に試みたこと

私はが整形外科を受診したのは、最初に異変を感じた人差し指だけならず、小指や中指にも異変を感じたからです。
そこで診断された結果は、へバーデン結節でした。
そして、医師から告げられた言葉は
「へバーデン結節は、原因不明、治療方法なし。どうしても痛い場合は、痛み止めを処方します。」
そして処方された痛み止めは精神安定剤。
対処療法である『痛みを止める』ために、精神安定剤を使うことに抵抗感があった私は、薬を飲まずにネットから情報を探します。
当時はへバーデン結節についての情報はあまりなかったのですが、次の2点は理にかなってるように思えたので実行してみました。
  • コーヒーを飲むことを止めること
  • 手の甲をマッサージすること
また、初診とは別な整形外科で電気治療も受けました。



コーヒーを飲むことを止める

あるホームページで、
『へバーデン結節になる方には、コーヒーをたくさん飲む方が多い。
 体内の水分が足りてないためではないか。』
という内容の記述をみつけました。

実際、私はコーヒーを一日に何杯も飲んでいました。この記事を読んで、そうかもしれないと思い、一時はコーヒーを全く飲まないことにしました。

その分たくさんの水を飲んだかというと、気をつけて飲むようにしていましたが、飲めていたかは確かではありません。

今思い返してみると、コーヒーを止めていた間は、指の変形は進んでいなかったように思います。
しかし、痛みはあまり和らぐことがありませんでした。

結局、コーヒー大好きな私は、コーヒーの誘惑に負けて、また飲み始めてしまいました。


手のマッサージ

『手の甲の骨に添うように、反対の手指で肌を少し強めにこするようにするとよい』
という内容のホームページをみつけ、やってみることにしました。

私は左右どちらの指も痛いので、指で手の甲をこすることはできません。なので、親指の付け根のところで、手の甲をこするようにして続けていました。

このマッサージをすると、手指のこわばりがとれて、指の動きがスムーズになるように思います。

今でも、指が痛いな、動きが悪いなと思うときにしているマッサージです。


整形外科での電気治療

初診を受けた整形外科とは別な医院に、こどもの骨折で通うことになりました。
初診から4年が経っていたので、毎日通うついでに手をもう一度見てもらいました。

レントゲンを撮った結果、人差し指、中指、小指の第一関節の軟骨が溶けてなくなっていました。
この整形外科でも、「へバーデン結節では治療できることはありません。痛くても指が変形しきってしまえば、痛みはなくなりますから。」と言われました。

指の変形が終わっても、軟骨が溶けてなくなってしまっている状態では、骨と骨がぶつかりあってしまい、痛みは治まらないように思ったので、お医者さまに聞いてみました。「どうしてかはわかりませんが、ほとんどの方が痛みが無くなるとおっしゃているので、痛みは治まると思います。」ということでした。

まったく理解…というか納得のいかない回答でしたが、原因不明で治療方法も確立していないへバーデン結節なので仕方ないのかもしれません。

どうしても痛い場合は、2つ治療方法を提案されました

  • テーピングをする
  • 電気治療をする


私は飲食店で仕事をしていたので、テーピングはせずに、電気治療をすることにしました。

電気治療というのは、痛みのある指の第一関節を2枚の板のようなものではさみ、ベルトで固定して電気を流すという治療です。

ビリビリと軽く電流が流れる感じがわかる程度に流します。

残念ながら、痛みがやわらぐことはなく、治療中は板で指を挟んで動かさずにいるので、終わった直後は指がかえってこわばった感じがしました。


へバーデン結節の進行が止まっていたときにしていたこと

へバーデン結節を患ってからの6年間、思い返せば指の変形が止まり、痛みも治まっていた時期があります。

そのとき、いつもとは違うことをしていたか考えてみると、以下の2つが思い当たりました。
  • 腰痛予防のためのストレッチをすること
  • 鉄のサプリメントを飲むこと

腰痛予防のためのストレッチ

私は20代の頃、まっすぐ立てなくなってしまうほどの腰痛持ちでした。ぎっくり腰も2度ほどなったことがあります。

座り仕事、立ち仕事、どちらも長い時間同じ姿勢をしていると、ひどい腰痛がでてきます。
家事育児に仕事、どれも休むことができないものばかりです。腰痛で寝込んでしまっては、子供の面倒を見る人もいません。

なんとか腰痛を予防する方法はないかと模索していたところ、寝る前と起きた時に布団の中ですればいいストレッチというのを見つけました。
ものぐさで、三日坊主で何でも長続きしない私でも、これならできるかと思い始めました。

このストレッチはものぐさの私でも、1年間ほどは毎日続けることができました。

その間はとても体調がよく、特別なことをすることなく2キロほど体重も減り、へバーデン結節の指の痛みも治まっていたのです。

しかし、気持ちが落ち込む出来事があり、布団の中でのストレッチもできなくなってしまいました。
一度できなくなってしまうと、なかなか始められずにいます。

今では、腰痛が出そうになるときだけ、布団の中でストレッチをしています。


鉄のサプリメントを毎日飲む

『血流がすべて解決する』堀江昭佳著の本を読んだところ、血流が悪い人は以下の3つのタイプに分けられるそうなのですが

  • 気虚体質…血がつくれない
  • 血虚体質…血が足りない
  • 気滞瘀血体質…血が流れない

私は全てのタイプに当てはまりました。

この本では、血流を増やして脳内の幸せホルモンが増えれば、ストレスさえも感じにくくなり、血管の緊張がとれ、ますます血流がよくなり、心も体も調子がよくなる好循環が展開していくということでした。

私は心身ともに元気に幸せに暮らせるならばと思い、血流を改善したいと思いました。

そこで、まずは血を作れるように、血が足りるようにならないといけないと思いました。本では食事や生活習慣で改善するように書いてありましたが、私は手っ取り早く改善しようと鉄のサプリメントを飲むことにしました。

結果は、すぐに現れました。
気分が明るく、昼間眠いことが多かったのですが、すっきりと暮らせるようになりました。

何よりも驚いたのが、左手の薬指にできていたミューカシストが、急に小さくなったのです。
このミューカシストは大きくなってきて、皮膚のつれるような痛みがありました。一度穴をあけて中の液体を出したのですが、またすぐに痛くなりました。
何かの菌が入ってしまったのではないかと心配しましたが、よく見ると、さらに液体が増えていて、新たな水膨れができていたのです。同じ場所に。

すごく痛みがあり困っていたのですが、鉄のサプリを飲んで2日ほど経ったときです。
今まで何度もミューカシストができ、治り、を繰り返してきましたが、初めてのスピードで自然に小さくなりました。
あっという間にミューカシストが無くなってしまったのです。

私は、人差し指と中指の変形がひどく、特に人差し指は痛みもありました。6年間ずっと痛みがありました。
ひどいときは、こどもちょっと触られただけでも、悲鳴を上げるほどでした。

それが、鉄のサプリメントを飲み始めて、薬指のミューカシストが消えた頃から、人差し指の痛みが激減したのです。


まとめ

ここまで行ってきたことで、私がへバーデン結節の改善に役立ったと考えるものは以下の3つです。

  • 手の甲のマッサージ
  • 腰痛予防のストレッチ
  • 鉄のサプリメントを飲む

皮膚をかるくさすると血流をよくすることができるそうです(テレビ東京 主治医が見つかる診療所)。
手の甲のマッサージは、手から指先にかけての血流をよくするのだと思います。

腰痛予防のストレッチは、体のゆがみを正すものでした。体のゆがみを正すと血流が改善される主旨の内容が、ネットで検索すると多く出てきます。
体のゆがみを正すことで、腰痛の予防だけでなく、血流も改善されていたのだと思います。

そして、鉄のサプリメントを飲むことで、私は血を作り、血が足りるからだになり、血を流すことができるようになったのだと思います。

私はへバーデン結節予防には血流の改善が一番効果ありと思うようになったのです。



『血流がすべて解決する』堀江昭佳著の本については
血流改善で快適生活を目指す
もご覧ください



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