心理学者 植木先生の本を読みました。 何冊か一気に読んだので どの本に書いてあったのか 分からなくなってしまったのですが。 「青年期にアイデンティティが形成されていないと 理不尽なことで怒られたときに 理不尽なことを言う相手を悪く思うのではなく 自分が悪いから怒られるのだと 思いがちになる。」 というようなことが書かれていました。 なるほど、 私が会社勤めしていたころには 何か理不尽なことがあったなら お酒を飲みながら 「部長のばかやろー」 みたいなこと 仲間とやっていたものです。 別に会社の仲間でなくてもいいんです。 愚痴を言える相手がいれば とりあえず、私が悪いんじゃなくて 「そいつが悪い」 って、一緒に言ってくれる人がいれば また次の日から頑張れていたと思います。 それができずに 「私が悪いから…」 と思ってしまう人がいるのですね。 それは辛いですね。 そして、ふと考えてみました。 上司の愚痴をこぼすことができていた私は アイデンティティがあるってこと? アイデンティティ…私にアイデンティティなんてあるの? そんなことを考えていたときに 高校の同級生に会う機会がありました。 そこで、この話をしたところ。 「大丈夫!あなたはアイデンティティありまくりだから(笑)」 う~ん、そんな反応になるとは。 自分で考えている私と 他人が考えている私は 違うかな…。 きのこ さんによる イラストAC からのイラスト
気づけば50代。今を楽しんで、これからの人生をもっと楽しいものに。