コロナ禍ですっかり収入が減少した我が家
パートに出ることに決めました。
我が家は
夫と私の二人で営む自営業。
昼間は自営業を今まで通り手伝い
その他の時間でパートに出ることで
家計を支えようというものです。
幾つか応募してきましたが
なかなかうまくいきませんでした。
そして、スーパーの早朝品出しの仕事の代わりに提案された
夕方レジの仕事
これは『存在給』という言葉が浮かび
望まない仕事はしないという結論に至り
辞退しました。
その後
望まない仕事をしなかったことが
『存在給』を上げたのか
ただ、非常事態宣言も解除され
世の中の経済活動が少しずつ戻ってきた時期だったからなのか
自営業の方は
思っていたほど、ひどい状況ではなくなりました。
でも
あくまでも
思っていた程悪くない
という程度です。
やはり
このままではいずれ
お金は無くなります。
そう考えると
パートには出ないとならないのです。
問題は
私の『存在給』を目減りさせないで
パートの仕事をする
ということです。
私の時間と
私の気力と
私の体力を
奪わないような仕事
あ、『存在給』の理解がこのようなもので合っているいかは
ほんとのところ分かりません。
あくまでも
私なりの理解です。
今まで、
自営業の仕事に支障をきたさないこと
家族…こどもたちの生活に
できるだけ変化がおきないこと
この2つを考えて
早朝のパートにするという策でいました。
でも、これ
家族の一大事、自営業の一大事を
全て私が、ふんばってなんとかするという
ちょっと自己犠牲的な考えなんじゃないかと
思ったのです。
家族の一大事です。
私だけでなく
夫にも協力してもらい
ひいては、こどもたちにも協力してもらってもいいんじゃないかと。
そうやって
助け合ってすれば
私の時間も
私の気力も
私の体力も
ちょっとは減るかも知れませんが
奪われるような感覚にはならないのではないかと
さらには
私の気力と体力が充実していることは
本業の自営業での
起死回生の可能性へも
繋げられるのではないかと
そんな風に思いました。
そこからは
早朝という
私の睡眠を削るような仕事を探すのはやめました。
自営業が終了する
夕方から夜の時間帯での仕事を探しました。
この時間帯ならば
夫が一時帰宅することで
こどもたちの面倒を見ることができます。
私と違って、夫が面倒を見るとなると
こどもたちは
自分でしなければならないことが増えたりもすると思います。
始めは、こどもたちには心配をかけないように
内緒でパートに出るつもりでしたが
自営業が厳しいことも
はっきりと伝えて
パートに行くことにしました。
夫にも
こどもたちにも協力してもらって
私はパートの仕事に出ることにしたのです。
そう考えてからの条件で
仕事を一から探しなおしました。
すると
なんでしょう
すぐに
なんだかいい条件の仕事が
目に付くじゃないですか!
今回は
工場の中で、製品を箱に詰める仕事です。
時間は、午後6時から午後10時です。
なんといっても
工場が家から近いことが
私への負担が少なくて嬉しいです。
時間も自営業に影響がないし
遅くとも10時半には家に帰れそうなので
こどもたちが起きているうちに家に到着できます。
こどもたちと
今日あったことを話すこともできます。
仕事に関していえば
覚えることは、いろいろあるかも知れませんが
基本的に教わったことを
忠実に正確にやればいい仕事です。
持ち帰り仕事や
家で勉強しなければならないことも無さそうです。
行って、その時間内
一生懸命仕事をしてくればいい
そんなところも
自営業や家事育児と両立できそうで
いいと思ったところです。
さっそく応募して面接に行きました。
仕事内容の説明と
工場なので、いろいろ規則があり
その説明がされたところで
「大丈夫ですか?」
と聞かれ
「はい」
と答えると
もう決まったかのように話が進んでいきます。
今までの面接では、採用かどうか試されていた感じですが
なんだか違います。
話をさえぎって
「あの、採用ってことですか」
と聞いてみると
「採用も何も、是非やってもらいたい」
なんだか気持ちいいいですね。
求められて就く仕事って。
どうも工場の仕事は
求人を出しても
なかなか応募がないそうです。
というわけで
とんとん拍子で仕事が決まり
7月から働きに行くことになりました。
ちょっとドキドキです。
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