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わが子がHSP!? HSPについて調べてみました

理由もなく、「怖い」と言って予備校に行けなくなったこどもを見て思い出した

友人の言葉「HSPって知ってる?」

まずは
Highly Sensitive Person(HSP)
もっと理解しようと

敏感すぎる自分を好きになれる本

読んだり、ホームページを見たりしてみました。


HSPの5つの特徴

  1. 刺激に敏感に反応する
    光、音、味、感触、他人の感情、化学物質、電磁波、その場の雰囲気、人や場所が放つエネルギー
  2. 人の影響を受けやすい
    人の喜びや悲しみに深く共感する
    自己と他者の「境界線」が薄い
  3. 直観力があり、ひらめきが強い
  4. 慎重で、自分のペースで行動することを好む
  5. 内的生活を好む

HSPの第一人者エイレン・N・アーロン博士によると
HSPは病気ではなく、生まれ持った特性なのだそうです。
この特性(HSP)は全人口の15~20%に見られます - 病気と呼ぶにはあまりに多すぎませんか? そう病気ではなく、私たちの周りにいる多数派の人たちが、まだこの特性を充分に理解していないだけなのです。

敏感すぎるが故の不調

HSPの人は、敏感すぎるが故に、すぐに疲れてしまいます。
また、電磁波や化学物質など目に見えないものにも敏感に反応してしまうので、突然体調を崩すことがあります。
あるお弁当を食べると、とたんに体が動かなくなる、などということも起こります。

HSPの生きづらさ

敏感すぎるが故に、同じ刺激を受けてもHSPでない人よりも、多くのストレスを受けます。
過剰な刺激というストレスを受け続けるために
自律神経の交換神経ばかりが活性化し、バランスを崩します。
そして、ストレスホルモン(アドレナリンとコルチゾール)が分泌されます。
ストレスホルモンが長期間放出されると、眠れなくなり、長期記憶を司る海馬を委縮させます。
思考を司る前頭葉の働きも抑えらてしまいます。
そして、内分泌系機能、免疫機能を低下させるのです。

体調がすぐれない中、思考力が低下しているならば
毎日同じルーチンをこなすだけならなんとかなるかも知れませんが
何かと臨機応変に、高度な対応を要求される現代においては
なかなか生きずらい状況が発生することを
想像することは容易です。

HSPの人が緊張する環境

HSPの人は、以下にあげるような環境で、とたんに緊張し、頭が思うように働かなくなります。
  • そばで仕事ぶりを見られている
  • 時間を区切られせかされる
  • 短い時間で仕上げなくてはならない仕事を多く抱え込む

わが子と照らし合わせて

もう、この基本的な事項だけでも、思い当たることはたくさんあります。

  1. 光に敏感
    窓から差し込む太陽の光。私には気持ちがいいと思える光であっても、少し体調が悪いときは眩しいと言って、カーテンを開けません。
    体調が悪いと言っても、はたから見ていると大したことないように見えるので、
    カーテンを開けて、太陽を浴びた方が体調が回復するように思うのですがね。
    そうそう、小さい頃にはこんなこともありました。
    NHKのお母さんと一緒のコンサートを見に行った時のことです。
    音と光にびっくりしてしまい、とっても楽しみにしていったのに終始ご機嫌ななめ。帰りたいの一点張り。でもコンサート終了後のグッズ販売や写真撮影はご機嫌に過ごしました。
     
  2. 臭いに敏感
    いろいろなにおいを嗅ぎ分けますが、これから雨が降るというのをあてるのはすごいです。
    雨のにおいって確かにありますが、私が雨のにおいが分かるのは、雨が降ってから。
    こどもは、降る前からわかります。私にしては何も臭わないのに。
     
  3. 味に敏感
    食べることは好きで、何でも食べますが、食べているものに何が入っているのか、味付けは何でされているのか、あてるのが大好きです。
    小さい頃は、経験が少ないですから、こんな感じの味という表現しかできませんでしたが、最近はかなり何々が入っているという感じで具体的に当てます。
     
  4. 人の喜びや悲しみに深く共感する
    特に悲しみには、共感する…というより、悲しみに満ちた本人と同じように悲しみを感じてしまい、そのあとの気分の落ち込みはすごいです。
    どうしてそこまで落ち込むかな…と思うのですが、
    やさしい子なんだなと思っていました。
     
  5. 自分のペースで行動することを好む
    少しは周りをみて合わせたらいいのに…と思うことも多々ありました。
    しかし、合わせ方がよくわからないのか、合わせることが苦痛のようでした。
    なので、いつの間にか一人でいることが多くなっていました。
     
  6. 内的生活を好む
    お家大好き人間です。
     
  7. 人に見られていると緊張する
    学校でみんなの前で発言するのは苦だったようです。特に英語の授業は、人前で発言する機会が多く、苦痛だったのでしょう。英語の成績はひどいものです。
    塾の自習室での勉強はできませんでした。いくつかの塾に通いましたが、どの塾でも自習室で勉強することはできませんでした。
    理由は様々ですが、大した内容ではありません。椅子がちょっとやだとか、机が少し狭いとか…。あとは、集中できないとか。今思えば、これらの理由は取って付けたもので、誰かに見られているような気がするからだったのかも知れません。
     
  8. 疲れやすい
    外出してくると、異常に疲れ、長い時間眠ります。
    特に、複数の友達と出かけて帰ってくると、大変疲れます。
    最近は、本当に気の合う友達とだけ外出するので、そんなに疲れなくなったようですが。
     
  9. 急に体調を崩す
    さっきまで元気だったのに、急にお腹を壊したり、頭が痛くなったり、熱を出したり。本当に急なので、大きくなってくると、どうしてそんなになるまで自分で気づかないのかと、叱っていました。いい加減体調管理ができるようになって欲しいと思っていたのです。

きっと、わが子はHSP(Highly Sensitive Person)という特性を
持っているのだと思います。


次は浪人中のわが子が、なぜ予備校に行けなくなってしまったのか
そして、センター試験まであと100日程度となった今
今後どうしたらいいのか
考えていきます。


予備校の選定そして…HSP敏感すぎる子かもしれないと思った出来事



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